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メールフォームに潜むリスクと、そのセキュリティ対策

2023.06.13

メールフォームのセキュリティ対策

自社サイトを運用する上で、お問い合わせフォームに関するこんなお悩みはありませんか。

「 お問い合わせフォームからの迷惑メールが多い…」

「スパム対策が大事なのはわかるが何をすれば良いかわからない…」

この記事では、具体的なセキュリティ対策や、現場で使えるおすすめのフォーム作成ツールについて説明しています。

フォームに関するよくあるお悩み

フォームを改造されてメチャクチャな状態に…

入力欄からプログラムを操作されて、個人情報がダダ漏れになってしまった。怪しいポップアップや、ウィルス警告が出て大変な状況に、、

スパムが多すぎる

メールフォームから毎日大量のスパムメールが届いてくる… これって放置したままで大丈夫か心配だ、、

自社のフォームがスパムの送信元にされてしまう

自動返信機能をスパム送信に悪用されてしまうこともあります。送信先は自社のアドレスなので、これでは信用を落としかねません。

フォームが悪用されてしまう具体例

入力欄に悪意のあるコードを書くことで、コマンドが実行されて、悪用される危険性があります。

それはページの改ざん、偽ページへの誘導、送信の宛先を書き換えるなどです。

その結果、個人情報の流出や、スパムメールの踏み台になり、企業の信用を損なう危険性があるので、

セキュリティ対策をすることが大事です。

Webサイトのセキュリティに関して極論を言えば、更新するシステムなどを使わない、完全な静的サイトが安全と言えますが、唯一プログラムの利用を避けられないのが、メールフォームです。

フォームの具体的なセキュリティ対策

情報流出の防止

送信内容をサーバーに保存しない

スパム対策など

Google reCAPCHAの導入 or wんタイムトークンの設定、 同一IPの連続投稿制限

悪意あるコードを実行させない対策

特殊文字のエスケープ処理(サニタイズ)、半角英数字を自動的に全角へ変換する

海外からの入力制限

特定地域からのアクセス制限、日本語の入ってないメッセージは、フィルタリング処理して分別する

※IPA情報処理推進機構

さらに詳しいセキュリティ対策の内容はこちら


メールフォームを自作するには、php言語を使って作成します。

上記のようなセキュリティ対策を行い、安全に運用できるレベルのプログラムを作るのは、専門的な技術が必要になります。

また、メールフォームのセキュリティは、日々イタチごっこな部分があります。

対策が不十分な、中途半端なプログラムを自作するのであれば、セキュリティ対策が更新されている、

安全な外部ツールを活用することも視野に入れて、自社に適したメールフォームを使用するのがおすすめです。

現場で使えるフォーム作成ツール

php工房

PHPを利用して作られた、フリーのメールフォームプログラムです。

レイアウトや、テキストなどをコード編集によりカスタムすること可能です。

php工房 サイトはこちら

formrun、Form ailer

直感的な操作でフォーム作成ができるツールです。

お問い合わせフォームからアンケートフォームを作成可能で、コーディングやプログラム作成が不要です。

formrun のサイトはこちら

Form ailer のサイトはこちら

google foms

Google が無料で提供するオンラインのフォーム作成ツールです。

お問い合わせや、アンケートフォーム作成可能で、コーディングやプログラム作成が不要です

まとめ

今回の記事では、メールフォームを運用する上でのリスクや実際の悪用例を踏まえて、具体的なセキュリティ対策を説明しました。

個人情報などの重要な情報を扱うことが多いプログラムなので、セキュリティ面には充分配慮する必要があります。

自社サイトに適したフォームプログラムを構築することと、ケースバイケースで、安全に配慮した外部ツールを使用することも前向きに捉えるべきですだと考えます。

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